2012年11月25日日曜日

ツールドおきなわ2012 当日篇その2

【スタート】

開始2分で心拍は170bpmを超えて180bpmキープ。 
わかっちゃいたけどいきなりキツいよ。 
頂上までに追い付けないと去年と同じになると思い、 
区間CP更新するぐらいにはがんばって登る。平均279w 
ここでコーラさんをパス。 
他のチームメイトを探すも見つからず、 
追い付ききれないながら、何とか先頭集団見えるぐらいの位置でピークを越えて下りへ。 

抜かれまくることを覚悟していたけど、 
決戦兵器ディープリム+ホイールバランスのおかげか下りがあんまり怖くない! 
ふとメーター見ると65㎞/hとか見たこと無い数字が。 
これは嬉しい誤算で、先頭集団に大きく引き離されることなく下っていける。 

先頭集団が下り勾配の緩む区間に入り、差が詰まったように見えた。 
ここで追いつくしかねぇ! 
と思って330wぐらいで思い切り踏むも詰め切れない。 
こ、これは追い付ききれずに力だけ使い切る最悪パターンが… 

数十m先に3人ほど走っている。 
先頭集団は無理でもここに合流できれば…いや合流しないと終わるって! 
心拍190bpm。 
もしかしたら今日一番頑張ったかもしれないぐらいに踏んでじりじり距離を詰め、 
ぎりぎり力尽きる前に合流成功。 
ふぅ。 

自分のFTP超える強度なので、このままじゃ済まない感はあるものの、 
さっきまでと比べたらやはり格段に楽。 
ベルマーレジャージを纏う大柄な選手に長めに曳いていただきつつ、 
4人で回して海岸線を飛ばす。 

何度目かの先頭交代で、見たことない人が上がってきたな~と思ったら、 
後ろに長い集団が。何時の間にか第2集団が出来上がっていたらしい。 
ちょっとほっとして後ろに下がりそうになるも、 
この後工事区間のシケインやらテーブルトップやらあるのを思い出し、 
10番手ぐらいまでにはいられるように頑張る。 
とかく直角コーナーがド下手な自分が後方に下がったらキツい目に遭うのは、 
先週の温泉ライダーさくらで痛いほど判ったので。 
前にいれば順番回ってきた時にじわっと300w弱で済むけど、 
後ろにいたらコーナーごとにガツンと400w超を要求される感じ。 

甲斐あって海岸線工事区間も前の方で通過。 
全体ペースが落ちるので、一息つけた感じ。 
去年も工事シケインが厳しかったけど、今年はジャンプ台のごときスロープが追加され、 
ますますテクニカルになっていた。 
知らんと突っ込んだら車輪浮くで… 


【普久川~】
先頭集団にはなかなか追いつけないけど離されもしないペースの第二集団は、 
女子国際のメイン集団を追い抜いて普久川の登りへ。 
ちょうど勾配が増す辺りに工事区間があるのが判っていたので、 
落車やら渋滞やらを回避するため前方で踏ん張る。 
昨日の試走よりは楽なペースだし、いきなり力尽きることは無いかなと。 

去年とは違ってそこそこ周りのペースに付いていける。 
先頭集団から落ちてくる人もパラパラ出始める中、とにかく集団に食らいつく。 
心拍はずーっと180bpmキープ。 

やはりここまでのダメージはあるらしく、試走時より脚が重い。 
残り2㎞ぐらいからじわじわと離される。ぐぬぬ。 

そんな中、後方から先導車らしき音が。 
140㎞先頭が追い付いてきた? 
と思ったら、海岸線で追い抜いた女子国際の先頭集団だった。 
登りは流石の速さで、あっという間に置いていかれる。 
100㎞先頭がこれよりずっと遅いペースってことは無いだろうから、 
こりゃ先頭集団とは大分離された可能性が高いな。 

最後、何とか300w超を絞り出して普久川のピークを超えるも集団見えず。 
…追いつけなかったか…。気分的にはここでレース一区切り。 
この後の下りを考えると、ここまでで合流できなかったってことは皆とは名護まで会えなさそう。 
こっからはまた別の勝負がスタートである。 

普久川からの下りは、割と緩いコーナーが多い沖縄の下りの中では、比較的きつめ。 
つまり一番ニガテ。 
ホイールバランスの効果もあって、速度への恐怖感は大分薄らいでいるものの、 
コーナリングテクニックが上がってるわけではないので無理できない…。 
国際女子の選手にヒュンヒュン抜かれつつ、直線区間を踏んでGO。 
脚自体は結構回る。普久川橋渡る時に 
イイイィィィィヤッハアアアアアア━━━! 
って叫んじゃうぐらいに。 

そんな感じで普久川を下り終えようとする頃、数名の選手に抜かれた。 
その中に、地元チームKIDSの選手が3人。 
ここまで3人で来てるってことは、この先もバラバラにはならずに行く可能性が高い。 
これは絶対乗らなきゃならん列車だと思って飛び乗る。 
結果、KIDS3人、国際女子2人、あと中央大の選手もいたかな?で高江への登りに。 
FTP強度でちょうどついていけるぐらい、という脚の合う集団で、 
自分も時々前に上がるものの、基本KIDSの誰かが曳いてくれてる形で。 

前から落ちてくる選手も吸収して10人ぐらいになった列車は良いペース。 
去年攣ってしまったあたりも、今年は特に問題なくクリア。 
高江まで攣らなければこのままイケるかも。 
そんな中、シュウさんが落ちてくるのに遭遇。 
何でやあああ!と思いつつ、乗ってくださいと声をかけるもかなりキツそう…。 

この辺りで、140㎞からの逃げに抜かれる。KTyとMM君、あべ君は乗ってないっぽい。 
そっからしばらく空いて数名の追走が続くけれど姿が無い。むむむ。 
と、後方からKTyの声。キタ━! 2人で追走中。 
ちょっとだけ前に上がって並走して檄を飛ばして、 
名護で会おうと叫んで後ろへ下がっ… 
たら自分のいた列車がそのままKTy達にドッキングしてペースアップw 
檄を飛ばして曳いてもらうという大変ズルい展開に。 

まぁさすがにKTy達2人と100㎞の集団では脚が違うので、 
高江を越えるか越えないかぐらいで分離。 
列車は何時の間にか20人近くに。 
更にこの後、140㎞メイン集団から遅れた選手とか国際女子の選手も混じり始めて、 
何ともカオスな大列車が完成。 


(既にトンデモなく長文だけどもう少し続くよ)

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