電動変速の最大の長所は変速が楽なところと言われているけれど、自分はあまりそこには魅力を感じず。ぶっちゃけシマノの機械式が優秀すぎて差が出ないというか、むしろ機械式の操作感が好きというか…。
それなのにDi2を投入したのは大体下記の理由によります。
- ブレーキが操作しやすい
- シマノの機械式シフトはブレーキレバーが変速レバーを兼ねるため、「変速ミスって不意のブレーキ」という恐ろしい事態がたまに。あと変速機構が無くなったのでブレーキレバー支点が力のかけやすい位置になったとか、そういう要素も。そして毎度「安全」は散財の免罪符。
- 好きな場所にスイッチを増やせる
- 上ハン握ったまま走りたいヒルクライム、下ハンをぎゅっと握っていたいスプリント、DHバーポジションをキープしたいTT&トライアスロン、等々の使い方に合わせて。これは機械式では不可能なメリット。
スイッチは左右に1個ずつ。デフォルトだと右UP/左DOWNというクルマのパドルシフトみたいな割り振り。
せっかくショップに預けたので、ついでにSTIレバーの変速割り振りも変更。STIにある2個のスイッチを下の写真のようにX/Yとすると、
- デフォルト
- 右X:リアDOWN 右Y:リアUP
- 左X:フロントUP 左Y:フロントDOWN
混乱しなくて良い…はずなのだけど自分はDi2にしてからUPとDOWNの間違いが増えた。機械式だとXはブレーキレバーそのものなので間違えようが無いのだが、Di2はただのボタンスイッチなので、ついつい間違えてしまう。指切りグローブの季節ならまだしも、古フィンガーグローブの冬場になると誤クリックがかなり増えそう。この点はカンパEPSとかSRAM-REDeTAPのが優れてると思う。というわけで
- 変更後
- 右X:フロントUP 右Y:リアUP
- 左X:フロントDOWN 左Y:リアDOWN
引き取り当日に河川敷でちょっと乗ってみた感じとしては悪くない。流石に前の癖が染みついてるがゆえの誤クリックはあるものの、それを除いては、右を押してる限り押し間違えてもギアが重くなるし、左なら同じく軽くなるので、軽くしたいところで重くなってあひーみたいな事は減りそう。
真の評価は冬場含めてもう少し使ってみないと何ともだけど、当面コレで行ってみよう。
ついでに先日交換したバーテープ、スパカズのインプレ。期待していたグリップ、クッション性とも文句無く良いし、フワフワしすぎてるという感じでも無い。★5つ。この値段のバーテープでイマイチだったら泣くが…。ただ、正直ここまでのグリップ必要ないのではという気もする。ハンドルとグローブ間はほぼ滑らなくなるが、今度はグローブと手の間で滑るわけで。まぁハンドルとグローブで滑ってすっぽ抜けた場合のダメージは致死的になり得るので、安全への投資と思って(免罪符
0 件のコメント:
コメントを投稿