2017年8月20日日曜日

Di2シフトスイッチ割り振り&続SW-R9150

先日、ただのスイッチと思って繋いでみたものの動かなかったサテライトスイッチSW-R9150。ショップでDi2システムのファームを更新してもらったら、認識されて動くように。
電動変速の最大の長所は変速が楽なところと言われているけれど、自分はあまりそこには魅力を感じず。ぶっちゃけシマノの機械式が優秀すぎて差が出ないというか、むしろ機械式の操作感が好きというか…。

それなのにDi2を投入したのは大体下記の理由によります。
  • ブレーキが操作しやすい
    • シマノの機械式シフトはブレーキレバーが変速レバーを兼ねるため、「変速ミスって不意のブレーキ」という恐ろしい事態がたまに。あと変速機構が無くなったのでブレーキレバー支点が力のかけやすい位置になったとか、そういう要素も。そして毎度「安全」は散財の免罪符。
  • 好きな場所にスイッチを増やせる
    •  上ハン握ったまま走りたいヒルクライム、下ハンをぎゅっと握っていたいスプリント、DHバーポジションをキープしたいTT&トライアスロン、等々の使い方に合わせて。これは機械式では不可能なメリット。
というわけで上ハンにサテライトスイッチ。元々SW-R600というシフトUP/DOWNを片側にまとめたサテライトスイッチは存在していたものの、何かでっかくてハンドルからはみ出すのがいまいちだなー、スプリンタースイッチは付いてるの判らないぐらいに小さいのになー、などと思っていたところにR9100系デュラエースとして追加されたのがSW-R9150。コレだ!コレを待っていた!

スイッチは左右に1個ずつ。デフォルトだと右UP/左DOWNというクルマのパドルシフトみたいな割り振り。



せっかくショップに預けたので、ついでにSTIレバーの変速割り振りも変更。STIにある2個のスイッチを下の写真のようにX/Yとすると、

  • デフォルト
    • 右X:リアDOWN 右Y:リアUP
    • 左X:フロントUP 左Y:フロントDOWN
これはもう機械式からの慣習で、右STIがリアディレーラー、左STIがフロントディレーラーに繋がっていたことと、リアはDOWNの方が力が必要で、フロントはUPに力が必要、という事情によるレイアウト。

混乱しなくて良い…はずなのだけど自分はDi2にしてからUPとDOWNの間違いが増えた。機械式だとXはブレーキレバーそのものなので間違えようが無いのだが、Di2はただのボタンスイッチなので、ついつい間違えてしまう。指切りグローブの季節ならまだしも、古フィンガーグローブの冬場になると誤クリックがかなり増えそう。この点はカンパEPSとかSRAM-REDeTAPのが優れてると思う。というわけで

  • 変更後
    • 右X:フロントUP 右Y:リアUP
    • 左X:フロントDOWN 左Y:リアDOWN
サテライトスイッチ同様に全て右UP/左DOWNにしてみた。X/Yをどうするかは少し迷った後、下ハンでも押しやすいYスイッチを変速頻度の高いリアに割り振り。スイッチ位置とディレーラー位置&動作方向が一致するし、クルマのパドルシフトと同じなので、初めてロードバイクに乗るならこの配置のが直観的に動かせるんじゃないかと思う。

引き取り当日に河川敷でちょっと乗ってみた感じとしては悪くない。流石に前の癖が染みついてるがゆえの誤クリックはあるものの、それを除いては、右を押してる限り押し間違えてもギアが重くなるし、左なら同じく軽くなるので、軽くしたいところで重くなってあひーみたいな事は減りそう。

真の評価は冬場含めてもう少し使ってみないと何ともだけど、当面コレで行ってみよう。

ついでに先日交換したバーテープ、スパカズのインプレ。期待していたグリップ、クッション性とも文句無く良いし、フワフワしすぎてるという感じでも無い。★5つ。この値段のバーテープでイマイチだったら泣くが…。ただ、正直ここまでのグリップ必要ないのではという気もする。ハンドルとグローブ間はほぼ滑らなくなるが、今度はグローブと手の間で滑るわけで。まぁハンドルとグローブで滑ってすっぽ抜けた場合のダメージは致死的になり得るので、安全への投資と思って(免罪符



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