2017年10月24日火曜日

シマノ バックパックU2

物欲炸裂の第三弾。シマノU-2サイクリングバッグ
主な目的は通勤でのトランジション(電車⇔自転車、会社での着替え時間etc)短縮。

シマノU-2は容量2リットルという最小クラスのバックパックで、長らく使ってきた定番中の定番、ドイター レースEXPエアーの15リットルと比べると物凄く小さい。ただそれと引き換えに380gという超軽量と、たとえ背負ったまま電車に乗っても邪魔にならず、腰ベルト不要の取り回しの良さを得ている。
左:レースEXPエアー 右:U-2
レースEXPエアーはとても良く出来たバックパックで、1泊2日ぐらいのツーリング荷物をきっちり飲み込み、フローティングシステムのお陰で背中が蒸れず、雨が降ってきたらレインカバーまで内蔵されている。

とはいえなるべく軽く走りたい、というか首肩が凝りやすい方だし、日帰りサイクリングには大きすぎるので、泊まりツーリングなど夢のまた夢となった現在、もっぱらレースEXPエアーの出番は極稀の自転車通勤。諸事情で電車と自転車の乗り継ぎが発生するので、荷物はこんな感じ。
  • シューズ
  • ツールボトル
  • チェーンロック
  • 携帯ポンプ
  • 予備チューブ
  • レインジャケット
  • 着替え用肌着
  • タオル
  • 財布とIDカード
自転車通勤を再開しようとするとネックは所要時間。現状のままだと勤務時間ショートで死ぬか、子供の風呂入れに間に合わずに死ぬかになるので再開できない。脚力が上がればタイムは削れるはずだけど、そっちはガタ落ちしていて早期回復は見込めない。となると削れるのはトランジション。あと荷物を軽量化して負荷を減らす。

まずシューズ交換は止めて歩行可能なSPDシューズにする。シューズは最大の荷物なので、これを出し入れしようとすると他の荷物まで出てしまい、えらく手間がかかる。あと着替えとタオルは会社ロッカーに置いておく。往復自転車通勤の日は多分無い、というか色々無理なので、洗濯物の持ち帰りには困らない。

そうなるとバックパック容量は半分の6リットルぐらいでも十分…というか冬ウェアならバックポケット+αで入るんちゃう?


レースEXPエアーの難点として、厚み方向に結構かさばるので会社のロッカーに入りにくい&電車で邪魔というのもあって、とにかく軽量でコンパクトなバックパックを探してみた結果がU-2。2リットルなんて何も入らないと思いきや、サイクルジャージ、ジャケットのポケットを塞がないので、その気になればトータルでは結構な荷物を運べる。

シマノのバックパックで1サイズ上は容量4リットルのU-4Eだが、容量に比例して重量も2倍近い740gになってしまうし、バックポケットを考えると実際に運べる荷物はそんなに差が無い。タブレットとかノートPC、重めの着替えを運ぶなら別だが。

さて500mlペットボトル、レインウェア、携帯ポンプ、チェーンロック、ミニタオルを入れてみると…

こんな感じ。ポンプが長いのでちょっとはみ出るものの、まだスペアチューブと補給食入りそう。輪行袋+ハーフパンツ+レインウェア、とかも余裕だった。



まだ肝心の通勤では一度も使えていないけれど、通勤想定サイクリングと輪行ツーリングで使ってみた限りでは大変良い感じ。軽さと肩を動かしやすいハーネス形状が相まって、「早くバックパック降ろしてー…」って感じにならず、かつ必要十分にモノが入る。輪行用としてはウェストポーチからレギュラーの座を奪った。

最後に、シマノUシリーズは2017モデルでモデルチェンジしていて、こんな風にガバッと開くのは2017モデルから。2016モデルはサイドしか開かないという変則的な仕様になっているので、それじゃ困るという向きは要注意。

何軒かショップを回ってみたけれど、店頭在庫も特に区別されず混在してるし、ネット通販も2016と2017が明記されずに入り混じってるので注意されたし。色が「AEGEAN BLUE、BLACK、SCARLET FLAME」になってるのが2017で、「ファイアリーレッド」とかは2016なので参考に。







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