中編から続く
ペダリングモニター組付けに出す前に重量測定。
クランク
左:Before SRAM RED Quarq Cinqo GXP 50-34T
右:After シマノDuraAce FC-9000 with パイオニアSGY-PM910HL 52-36T
カーボンのREDとアルミのデュラが対照的。この写真では判らないがデュラはチェーンリングが分厚い。
まずRED Quarq
577g
178g
左右計755g。BB公称110gを足すと合計865g。なおパワーメーター付きでないREDクランクは軽量で名高く、公称600gぐらいなのだが、パワーメーターが付くと中空カーボンアームでなくなる等もあって結構増える。
続いてFC-9000 with SGY-PM910HL。
455g
193g
左右計648g。BB公称65g(SM-BB9000)を足して合計713g。わーお!軽い!
50Tから52Tに径アップしたにも関わらず152gの軽量化。デュラ+ペダリングモニターを両側計測にする場合は42g増えるが、それでも100g以上の差である。右クランクが軽いのに加えて、BB重量差45gが地味に効いている。
余談だが圧入BBの音鳴り対策に優秀と言われるWishbone製の左右締結BBは、こちらによるとPF30対応品で130g。圧入BBはフレームを軽くできるが、スレッド式はBB自体が軽いので割と差が埋まる。
スプロケット
Before:アルテグラCS-6800 12-25T 238g
After:デュラエースCS-9000 12-28T 203g
なんと最大歯数が28Tに増えて大きくなったにも関わらず35gの軽量化。デュラすげぇ。ロー側4枚がチタン製なのは伊達じゃない!
だがしかし、値段も半端ないのデュラ。材質から違うスプロケは特にその差が大きく、アルテのスプロケが\7,000ぐらいで買えるのに対してデュラ\21,000。今回は新古品を安く譲ってもらえたので使っているが、そうでなかったら手の出ない代物。ローラー用に使うなんてもったい無さすぎる。
そして前編で書かなかった12-28Tのデメリットがある。それはデュラにしかラインナップされていないこと。R8000系アルテに期待したけど出なかった。一番ど真ん中の歯数構成なのに何でやねんシマノさん…。
無いなら作れば良いと多くの先人達が試行した結果、12-25Tと11-28Tをニコイチするか、11-28Tにスモールパーツ4枚を組み合わせるかで作れるらしいことが分かった。今回はやらないけど備忘録として書いておく。こちらのサイトで大変詳しく説明されている。
- 12-25Tが手元にある → 11-28Tを買い足し、12~17Tを12-25Tから、19T以上を11-28Tから持ってきてドッキング。
- 11-28Tが手元にある → スモールパーツで「12B」「13B」「16A」「17C」を買ってきて入れ替え。こっちのが安上がり。なお「12、13、17なんて元からあるやん?」等と16Tだけ買ってきても変速がうまくいかなくなるのでダメ。
サブホイール用のスプロケはこれで作ってみるつもり。なおAmazon眺めてたら最初からこの組み合わせで売ってるのを見つけてしまったw(2018.9.30追記)
かくして、今回のフロント50-34T&リア12-25Tからフロント52-36&リア12-28Tへの換装は、187gの軽量化になった。実際はチェーン長さが少し増えてるので150gぐらいかも。軽量化を狙ったわけではなかったのでうれしい誤算。
フロントインナー36Tは使いやすい。まだほとんど平地しか走ってないなら当たり前だろという感じではあるけれど、34Tを平地で使うと踏み心地が楽しくなかったので、ここは割とはっきり違いが判るところ。ギア比の他に、チェーンテンションが緩くなりすぎないのも良いところ。アップダウンのあるコースではまだ試していないが、1~4速は僅かに軽くなってるぐらいなので困ることは無いと思われる。
「踏み心地」「硬さ」に関しては、乗ってなさすぎて何も言えない…。少なくとも悪くなったりはしていない。ダイレクト感が少し増したような気もするが、クランクのおかげなのか、歯数によるものなのか、プラシーボなのか説明できない。
かくして、今回のフロント50-34T&リア12-25Tからフロント52-36&リア12-28Tへの換装は、187gの軽量化になった。実際はチェーン長さが少し増えてるので150gぐらいかも。軽量化を狙ったわけではなかったのでうれしい誤算。
インプレ
さて走ってみてどうだったか。とりあえず頻繁にチェーン落ちすることはなくなり、アウターローまで使いきれるようになった。シマノ純正チェーンリングのストレスの無さは偉大。フロントインナー36Tは使いやすい。まだほとんど平地しか走ってないなら当たり前だろという感じではあるけれど、34Tを平地で使うと踏み心地が楽しくなかったので、ここは割とはっきり違いが判るところ。ギア比の他に、チェーンテンションが緩くなりすぎないのも良いところ。アップダウンのあるコースではまだ試していないが、1~4速は僅かに軽くなってるぐらいなので困ることは無いと思われる。
「踏み心地」「硬さ」に関しては、乗ってなさすぎて何も言えない…。少なくとも悪くなったりはしていない。ダイレクト感が少し増したような気もするが、クランクのおかげなのか、歯数によるものなのか、プラシーボなのか説明できない。
左ペダリングモニターは主にZwiftで使用した感想。ペダリング解析はまだ活用しきれてるとは言い難いものの、どこに改善代があるのかを探すのに役立ちそう。実走中にペダリング解析見るのは危ないので、その点でZwiftとの相性は良い。短所は左のみ計測にしたことで、同負荷のままケイデンス上がってるにも関わらず出力下がる局面がある。実走だと多分問題にならないのだけど、Zwiftの本気度が上がってくるにつれ、勝負所で思い切り回したにも関わらず出力下がって千切れる事象がツラくなってきた。コレはやっぱり右計測も(ry
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