2008年8月30日土曜日

スカイ・クロラ

設定としては近未来だが、航空機は全てレシプロだったり、クルマは1950年代だったり、東欧風路面電車が走っていたりと、キルドレに纏わる話を除いては未来というより過去っぽい、不思議な並行世界になっている。建物とかインテリアとか乗り物がやたらと渋くて良い。

押井節を控えめにしてエンターテインメントに振ったということだが、カタルシスのある話ではなく、淡々と続いていく。これは原作からしてそういう話なんだろうけど。一方、空戦シーンの描写は史上最高レベルの描き込みと思う。 色々謎だった事柄について推測してみた。原作読めばさくっと解決することが多そうな気もする。 以下ネタバレ含みます。

2008年8月24日日曜日

IKEA

何よりも倉庫エリアの巨大さに圧倒された。


建付けはいまいちなのもあるけど、デザインと価格は魅力的。ただし自力運搬できないと配送料は割高感がある。あと、引き出しがたくさんついてる棚とかは相当の組み立てスペースを必要とするので注意(友人の経験談)

2008年8月17日日曜日

帰省

ガソリン高で新幹線混みそう!ということで珍しく指定席取って帰省。

例によって祖父を見舞ったりとか、退院した母方の祖母に会ったりとか。 祖父の病名は進行性核上麻痺。難病指定の珍しい病気で、残念ながら現在のところ治療法無し。母方の祖母は、これまたレアなリウマチ性多発筋痛症で、こちらはステロイド療法が物凄く効くとかで、診断がついてからはさくっと治ったらしい。

ただ、診断がつくまでが大変で、あちこち痛くて眠れずに病院を回っても「歳取ったらあちこち痛くなるのは当たり前ですよ~」と痛み止め処方して終わりで、痛いのもさることながら精神的に辛かったと嘆いていた。「他の治療法が効かずにステロイド療法が効く」ぐらいしか診断基準が無い病気らしいので、的確に診断してくれというのも厳しい注文かもしれないが、こういう疾患もあるということは知っておいていただきたく。



 長らく中断していた地元の夏祭りが、有志によって復活したと聞いて行ってみた。誰か同級生に会えるかな~と思っていたら、3人にばったり再会できた! 多分成人式以来なので、10年ぶりぐらいかな? 3人とも1~2歳の子供を連れてきていて、あーそういう歳なんだよなぁ…とか色々思ったり。
あと、話してるとモーターバイク売ってカーボンの自転車買ったとかそんな話が出てきてびっくり。

会場は通っていた小学校。この校舎が出来た時、自分は二年生だった。卒業後すぐに新築された体育館以外は、ほとんど通っていた当時のまま変わっていない。数年後には隣の小学校と統合されてしまいそうらしいのだけど、夏祭りをここでやってくれるならまた来ようと思う。

2008年8月13日水曜日

ヒルクライム長野二日目 ~美ヶ原高原~

昨日の乗鞍に続く次のステージは美ヶ原。ツールド美ヶ原の舞台。序盤の激坂がとにかくキツイとは聞きつつも、標高自体は乗鞍より低いしトータルでは楽だろう、と正直なめてました。…ゴメンナサイ。

スタート段階での計画は、新島々→松本→美ヶ原高原→ビーナスライン→蓼科→茅野。乗鞍高原からのトンネル区間はやっぱり怖いのでバスで下り、新島々から自転車に。松本に着くとすぐに登りが始まるので、この区間を使ってウォーミングアップ。


 松本城。荷物を満載した高校生ぐらいのサイクリスト達がキャンプ中だった。プラスチックの衣装ケースをそのまま搭載するのがすごい…。松本市街は9時前で既にかなり暑く、先行きにやや不安が。

緩やかな登りを進み、温泉街に入ったところでいきなり傾斜が急になる。しかしツールド美ヶ原のスタート地点はもう少し先のはず。


 この看板を右に少し行ったところがスタート地点らしい。大人数がスタートするということで、広い道かと思いきや結構狭い。 いざ激坂区間スタート!!…ごめんなさいまっすぐ登れませんorz  

2008年8月12日火曜日

ヒルクライム長野一日目 ~乗鞍岳~

夏休みだし一泊二日ぐらいでどっか走りに行くかなと。せっかくだから涼しいところに。
よし、乗鞍だ、乗鞍行こう。初日に乗鞍岳、二日目には美ヶ原~ビーナスライン~蓼科の高原コースで。

乗鞍岳といえば、最強ヒルクライマーを決める大会と言われるマウンテンサイクリング乗鞍。標高差1258m、ゴール地点の畳平は標高2702mと、ボネット・レストフォン峠(2802m:ヨーロッパ道路最高地点)を除けば、グランツールのほとんどの峠より高いという雲上のヒルクライムらしい。国内道路最高地点でもあるのだけど、現在は自家用車乗り入れ禁止となり、この道を自由に走れるのは自転車のみ。これは登るしか!

 
まずは、あずさ1号で新宿から松本までGO。車両の最後尾指定席を取れたので自転車は安心して運べる。「大型荷物置き場」と称されているものは、見たところスキー板とスノボ専用というつくりで、自転車が置けるものではないので、あずさでの輪行を考えてる方は注意。

9時頃松本に到着。長野だから涼しいかと思いきや、この時間でも結構暑い。続いて松本から乗鞍高原までのバスを探す…あれ??無い? え、新島々までは電車しか無い?


というわけで松本電鉄で30分ほどの新島々まで行ってバスに乗り換え。ワンマンの2両編成で、車内には風鈴が吊ってあるような風情あふれる電車。 乗鞍高原~松本~美ヶ原周辺にはかなりの数のバスが走っていて、その運行は松本電鉄。今となってはこの区間しか走ってない鉄道の方がおまけみたいなものだけど、松本から乗鞍高原の直行バスが無いのは鉄道会社としての意地なのか。


2008年8月10日日曜日

ポーニョポニョポニョ


ポニョ父は地球をカンブリア紀の海に沈めたいのか、沈めたくないのかどっちなんだとか、ポニョ母って何者?とか最後まで見ても良く判らないところも多かったけど、気にしないが吉かな。

子供の頃、台風とか洪水で家が沈んで、ボートで避難するニュースの映像を見て、楽しそう!と思ったり、自分で作った模型の船に乗れたらなーと夢見たり、そんな事あったあった、と思い出させてくれる映画。最初から空想の世界が舞台だったり、不思議な世界へ入り込んだりするのでなく、現実世界に不思議が現れるという点で、何となく藤子F不二雄っぽいものを感じた。

主人公の宗介は、多分クレヨンしんちゃん以来の「母を名前で呼ぶ男の子」なのだけど、こっちは大変素直な良いお子様で、世のお母様方の頭痛の種になることは無さそう。あとその母、リサが素敵すぎる件について。 ちなみに写真はポニョとは全く関係無く、「こち亀」両津の机。亀有の映画館に行ったら、映画館横に再現された派出所があったのでつい。よく見ると馬券が挟んであります。

2008年8月3日日曜日

タミヤモデラーズギャラリー & 龍の家



モデラーズコンテスト、アーマーモデリング賞「ハンスの帰還」 戦車も建物も、断面まで全部作りこんであって、どの方向から見ても死角無しの超絶ジオラマ。更に元ネタが漫画なので、小物類も通常のミリタリーとか鉄道模型用パーツが流用できずフルスクラッチという…。

元ネタを知らなかったのだけど、キャラクターとか台座部分のイラストがどう見ても宮崎駿、それも「紅の豚」の戦車版って感じがする。そういえば宮崎監督って極度の戦車オタクで、確かどっかの雑誌に漫画連載してたと聞いたような…と思って調べてみたら当たりだった。「紅の豚」もこのシリーズが原作だったとは不覚。 他の入賞作はこの辺でどうぞ。