を題材に漫画や小説を書いて読者を引き付けられる人は、エンターテインメントの能力が死ぬほど高いよなー、とハチワンダイバー読んで思った。
ハチワンダイバーを読んでも将棋を指せるようになるどころか、勝負の筋道すらさっぱり判らない。例えば「2四銀」が決定的な手だと書かれたら、それに納得するしかない。でもストーリーの展開としてはそれで充分理解できるし、逆に事細かに棋譜をなぞって書かれたらさっぱり理解できないものになってしまう。 ヒカルの碁も全く同じで、全巻読破しても囲碁の基本的なルールもさっぱり判らなかったりする。
これを突き詰めると、HuntexHunterの軍棋勝負のように、架空のゲームな上にルール説明無しなゲームでも対局が描けてしまうわけで、勝負の流れさえ描写できるのであれば、題材にはルールすら必要無いことになる。 となると、作者に問われるのは勝負前後のドラマをどれだけ描けるかと、ルール不明の勝負の流れをどれだけ面白そうに描けるかであって、これが出来る作者は何を話の題材に選んでも面白い話が描けるのではないかと。
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