2007年1月4日木曜日

野獣死すべし

狂気。
全編を通して松田優作がキチ○イと化して暴れまわる。特にラスト近辺で完全に壊れた人になっちゃう寸前の演技が凄い。それまでは沈着冷静に(目はイッてるけど)犯罪を成功させてきた主人公が、 自分の正体を暴いた刑事を前にして、どっかのネジが一本飛び、拳銃突きつけながら「魔弾の射手」の話を聞かせるシーンに戦慄。この後更に数本のネジが飛んで幻覚見える人になっちゃいますが。

他の登場人物は、ほぼ全てが撃たれるためだけに登場する可哀想な人達。ヒロインは思わせぶりな登場の仕方をするものの、やっぱり撃たれるためだけに(ry 撃たれる以外の役割を振られてるのは、主人公に丸め込まれてキチ○イBとなる鹿画丈志と、 主人公を追う刑事の二人のみかも。

ラストはさっぱり意味不明。実は夢オチ? 細かいことは考えずに優作のキレっぷりを堪能する映画だと思った。 しかし朝に観たのが「飛ぶ教室」で、夜に観たのがコレって一体どういう正月。

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