2008年9月1日月曜日

富士チャレンジ200を目指して ~物見山周回~

富士チャレンジ200にエントリーしてしまったので、そろそろ対策を練らないといけない。残り二ヶ月じゃ手遅れ感が漂うのはさておき。

ソロ200完走のためには、4.59kmのコースを7時間で44周回しなければならない。単純に計算するとアベレージ28.9km/hで走りきれることになるが、実際にはワンストップ作戦でもピットロス10分はかかる。スタート位置によっては号砲から走り始めるまで10分近く待つことになるし、更にパンクでもしようものなら終了確定してしまう。というわけで6時間30分あたりを目標として、実質31km/h、ラップタイム8min51sec以上で走り続けないと完走は厳しいと思われる。んー8min51secか…

前回チームリレーで一時間必死で走った時のベストラップがそんなもんだったような…。 では現在の自分なら可能か? 似たようなサーキットエンデューロとして、今年4月に出た茂木サイクルモードエコクラシックの結果を見てみよう。アベレージ29.6km/h…2時間限定でも31km/hに届いていないorz というわけで、単独でこのペースを維持するのは無理無理無理!

判っていたことではあるが切ない計算結果が出てしまった。しかし、まだ希望はある。7kmのコース上に300人でほとんど一人旅、というエコクラシックと違い、1000人以上が一斉に走る富士チャレンジでは、招待選手の曳く巨大な列車が形成されることが多い。2006年には100人ぐらいの集団が出来ていた。この列車はちょうど6時間30分で完走するぐらいのペースで走っているので、うまく乗ることが出来れば完走できる。

だがしかし、列車に乗ろうと思って簡単に乗れるなら、2006年の富士チャレンジはもっと楽だったはず。何が問題か。それはコース終盤、ダンロップコーナーからホームストレートへ向けての登りで、前回はここで全く集団についていけなかった。登りで集団から遅れる→ホームストレートで単独行→ますますペースダウン→THE END。ギリギリでも集団についていけるのと、僅かに及ばず遅れてしまうのとでは天と地の差がある。「他人の力をあてにする時点で負けている」とか言われそうだが、他人をあてにするにも最低限の自力は必要なのだ! …威張って言うことじゃないな…。



 というわけで、必要なのは

  • ダンロップコーナーからの登りを余裕を持って登れる程度の能力 
  • 集団内なら平地を31km/h以上で6時間半走れる程度の能力 
マイペースで走れるヒルクライムと違って、周りと合わせながら登るとなると、ある程度余裕を持っていないと難しい。加えて、登りきったところでいっぱいいっぱいになってるようでは、やはりホームストレートで置いていかれて終わってしまう。二つ目は、集団の中にいるのに心拍数が160bpmを越えっぱなしになるようでは6時間半持たないので当然。あと集団内で走るのに慣れておいた方がいいのは言うまでもなく。

登りは斜度5%で高低差20m、10%で10m、4%で15mのトータル45mを登ることになる。緩斜面を比較的高速で走るので、山に行くよりは「平地+少しの坂」を繰り返し走って、ペースを維持する練習するのがいいのかな? 夏の間山を登ってばかりだったので、噂に聞く物見山周回コースを走ってみることにした。コース長とか登りが富士スピードウェイに近いのでは?とどこかで読んだ記憶がある。実際は物見山には平らなところが無いのだけど、平地は往復でペース維持するようにすれば良いかなと。

 走ってみると…きつい。富士スピードウェイの登りってこんなにきつかったっけ??もしこの通りの登りなら44回も登れない…と思ったが、後でプロフィールを見直したら高低差が100m近くあって富士の倍だった。3周ほど走って帰途に。奥武蔵の峠に比べればずっと近く、周回コースで登りを走れる場所、しかも登りセクションは交通量ほとんど無し、ということでロード乗りから人気が高いのがうなずける。

帰り道、圏央道あたりでふと振り返ると、秩父方面からどんよりと灰色の雲の帯が。やばい、降られる!!と思ってペースアップを図るも、少しでも登りで脚を使うと、その後の平地が超鈍行、というのが相変わらずで、更に往復向かい風の刑を食らったこともあってペースが上がらない。それでも何とか雨雲から逃げ続け、彩湖まで降られることなく戻ってきたところで…ちょっと電話がかかってきたりしてペースダウンし、あえなく雨雲に追いつかれてずぶ濡れorz あと15分早く帰ってこれる脚があればッッツ!

距離:102km
Ave:23.2km/h

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