2008年1月27日日曜日

大ロボット博

最終日。11月頃には客足いまいちと聞いていたのが、入場90分待ち、ASIMOデモ更に90分待ち、というディズニーアトラクションのような。願わくばこの人気が続くうちに…





愛知万博に出展されていた、押井守によるアート作品「汎」。新たにバイザーが装着され、「人としての表情を消すことで、神像としての完成をみた」とのこと。草薙素子+人形使いの進化か?


理系っぽさを感じさせないお客さんからの人気が高かったNECのPaPeRo。背後に立つHRP-2プロメテと見るからにファン層が分かれてたのが印象的。プロメテはやっぱり女の子受けは良くないみたい。どっちも動いてくれてたらもっと面白かったんだけど、こういうイベントの全会期を通して、オペレーター用意せずに動いてられるロボット、というのはなかなか大変な課題。



 どうやって動いてるのか、機構が推測できません、参りました、って感じのからくり人形。矢筒から矢を取り出し、弓に番えて発射。


他に、おおっ、と思ったのは手を動かせない人の食事の補助をしてくれる「マイスプーン」とか、筑波万博(1985)に出展されていたロボットとか。

不満だったのは、展示のスタイルのベースが博物館なので、展示物説明が小さいプレートになっていて、展示物の真ん前に行かないと見られなかった事。動かない展示がほとんどなので、説明読まないとどういうものなのか判らないのだけど、混んでてそこまで近づけない、というのが特に予備知識無い人に不評だった。 モニタ使って動画とセットで説明流してくれれば、展示されているのがナニモノなのか、後方からでも判るんだけどなぁ。ロボットはやっぱり動いてナンボで、静的展示を予備知識無し説明無しで見たら、各々の特長なんて判らないんじゃないかと。

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